襖の張替えはこの時期が空いていてオススメ

最初に襖を張替える時期について考えてみたいと思います。一般的な張替え時期とされる襖の状態は、10年以上経過した、襖紙にシミがついた・カビが生えた、襖紙が破れた・浮いてきた、全体的に変色した、などが目安です。張替え費用を抑えるのであればDIYという方法もありますが、障子とは異なり、引き手や枠を取り外すなど手間と時間がかかり、仕上がりへの不安もあるため、専門業者に発注するのがお薦めです。1年のうちの張替え時期ですが、専門業者や襖などの内装工事の繁忙期は引越シーズンの少し前くらいです。一般的には、1~4月、2~3月がピークで、秋の9、10月も転勤や結婚で比較的忙しく、6~7月の夏の閑散期が最もお薦めです。また、張替えを梅雨時期から夏にかけて行うのは、湿気がある季節は襖紙が伸びて張りやすく、乾くとピンと張ってきれいに仕上がるため、ベストシーズンとも言えます。

襖張替えの専門業者を選ぶポイント

襖の張替えを依頼できる専門業者は、ホームセンター、リフォーム店や工務店のほかに、襖の張替えにも対応する畳屋、襖や障子などが専門の表具店や建具店などです。自宅から比較的近いところにある店のほうが出張費を節約できます。襖紙のデザインや仕様は、メーカーの見本帳から自分で選ぶのが普通ですが、相談したい場合は、インテリアコーディネーターのいる店が便利です。また、もし襖紙ではなく壁紙で張替えたい時は、対応できるか事前確認が必要です。一般的な襖の張替え費用は、1枚あたり片面で1000円から6000円位、さらに高級なものもあり、襖紙の種類や質でかなり幅があります。専門業者を選ぶ際の注意点は、見積もりは無料か、見積り内容が明確か、対応は迅速で丁寧か、質問への回答が確かか、などですが、できれば3社は比較したいところです。また見積り依頼時に、襖紙の色味や質感が実感できる見本があることもポイントです。

襖張替えの費用に関する相場について

襖の張替え費用の相場についてですが、まず張替える襖紙の質が費用に影響します。襖紙には、大きく分けて和紙と織物の2種があり、織物のほうが和紙より破れにくいのが特徴です。和紙には、手ですいて作られる本鳥の子が4500円から、機械ですいてつくられる鳥の子が1600円から、機械で大量生産される新鳥の子の1000円からなどがあり、織物には、機械で主にレーヨン糸で作られる普及品の3000円から、と手作業で糸目を詰んだ上級織物の5500円からなどがあります。これらは標準サイズの襖1枚あたり片面の価格ですが、襖紙が両面にある間仕切りは2面分、押し入れの裏面も張替える場合は費用追加、1枚当たりの面積が狭い天袋・地袋などは割安になります。なお、襖のリフォームには、これまでご説明の襖紙だけを張替える場合以外に、襖枠ごと交換する場合があります。その費用については別途確認が必要です。